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2008年5月

2008年5月28日 (水)

逆さきのこ? えっ、食べられるの?

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木の根元に真っ赤なきのこが生えていました。窪みになったものすごく暗い場所です。(写真はやや上から撮ったもの)


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傘の表面は変に乾燥して、ひだのように見えました。ですので、柄が途中でねじれてしまって、傘とひだが逆になっているのかと錯覚したほどです。(写真はやや下から撮ったもの)

調べてみたらカンゾウタケというきのこのようでした。なんと、食べられるきのこだそうです。確かに歯ごたえのありそうな立派なきのこでした。


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こちらが傘の表面です。ひだが乾燥したように見えませんか?


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こちらが傘の裏です。ひだではなく管孔状になっています。右の写真は拡大したものです。


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繊維に沿ってきれいにちぎれます。う〜ん、食べごたえがありそうなきのこです。食欲をそそる色かもしれません。しかし、見方によっては毒きのこにも見えるかも。

図鑑には「主にシイなどのブナ科樹木の根際に発生する」と書いてありました。ピンポーン! 確かに生えていたのはスダジイの根元だったような気がします。


●カンゾウタケ/Fistulina hepatica
カンゾウタケ科

参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』
(2008.5.27/小美玉市・旧美野里町)

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2008年5月15日 (木)

干物の匂いはしなかった

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雑木林のなかの立ち枯れたアカマツにヒトクチタケが生えていました。


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だいぶ時間が経っているようすです。


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下の部分はカラメルが乾ききったような感じで、力を入れるとパラパラと崩れ落ちます。どのきのこも根元の方に穴が空いていました。もしかして、ここから胞子を出すのでしょうか? 

きのこのなかはすでに空洞で、まるで虫が食べたような感じです。この穴は、虫たちの入口なのでしょうか? 


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奥に小さな玉が写っています。これはひょっとするとヒトクチタケの幼菌かもしれません。以前、このような玉が複数出ているマツの木を目にしたことがあります。そのときは「何だろう?」と不思議に思いましたが、これが幼菌だとすると納得できます。

図鑑に「干物の匂いがする」と書いてあったような気がしたので、匂いをかいでみました。しかし、何の匂いもしません。きっと古くなってしまったからでしょう。


●ヒトクチタケ/Cryptoporus volvatus
サルノコシカケ科

参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』
(2008.5.15/ひたちなか市・旧勝田市)

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2008年5月13日 (火)

汗かきゴルフボールと黒い傘

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立ち枯れたアカマツに、ゴルフボールがめり込んでいます。


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よく見ると汗を垂らしているではありませんか。

何と言うきのこか分かりませんが、大胆に予想してみました。これはツガサルノコシカケの幼菌ではないでしょうか。


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じつはこのボールを見つけた後、あちこちのアカマツの倒木にツガサルノコシカケが生えているのを見たのです。み〜んな傘の裏に汗をたらしています。この日は小雨が降っていたのですが、どうしても雨の雫とは思えません。自ら発散しているように見えます。


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その後も松林を歩き続けましたが、直径5センチくらいから20センチ近いものまでたくさん見つけました。ここは筑波山の裏側(北側)に位置する場所で、広い範囲にわたって松林が広がっています。近くに沢が流れるとてもよい環境です。たまたまバードウォッチングをしている人がいたので、何がいるのか尋ねてみました。すると、キビタキやオオルリなどが見られると言います。気にして見てみたら、確かにキビタキがたくさんいました。

●ツガサルノコシカケ/Fomitopsis pinicola
サルノコシカケ科

参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』
(2008.5.11/桜川市・旧真壁町)

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2008年5月10日 (土)

アミスギタケ

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池の周りに打ち込まれている杭から出ていました。杭は水がしみ込んで腐っているような状態です。きのこにとっては格好の菌床なのかもしれません。ただし水分が多いので種は限定されると思います。


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傘の裏と柄のようすです。傘裏はひだ状ではなく蜂の巣状の孔になっています。図鑑には広葉樹の枯木に発生すると書いてありますが、自分はスギの枯木に生えているものを何度も見ているので針葉樹にも生えると思います。たぶんこの杭もスギの木ではないでしょうか。


●アミスギタケ/Polyporus arcularius
サルノコシカケ科

参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』
(2008.5.3/小美玉市・旧小川町)

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2008年5月 7日 (水)

ベニチャワンタケのようだけど…

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大きさから判断すると違うような感じです。ベニチャワンタケモドキでもありません。どちらかというと、ピロネマキン科のアラゲコベニチャワンタケに似ています。でも色が微妙に違うので、合っているかどうか分かりません。


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直径は大きなものでも5ミリ程度で、池の縁に打ち付けてある杭から出ていました。杭は常に水に浸っているので朽ち木状態です。引っぱってみるとかなりしっかりと朽ち木に食い込んでいました。柄はほとんどありません。茶色っぽい毛が生えていました。傘の裏はざらざらとした皮膚のような感じです。


参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』
(2008.5.7/小美玉市・旧小川町)

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2008年5月 1日 (木)

アミガサタケ じゃないかも

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またもやサクラの木の近くでアミガサタケを見つけました。周りをサクラの木が囲む窪地の斜面にざっと50本はあったと思います。


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しか〜し、よく見ると先日見つけたアミガサタケとは微妙に違います。もしかしたら、トガリアミガサタケでしょうか? きっとそうだと思います。


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ほとんどが3〜4本まとまって生えています。その塊があっちにも、こっちにも…。こんなに生えるものなのでしょうか?


●トガリアミガサタケ/Morchella conica
アミガサタケ科

参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』
(2008.4.29/石岡市)

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