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2008年10月

2008年10月31日 (金)

フリスビー大会

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傘がすごく大きいきのこです。しかも平坦な円盤形なので、フリスビーが飛んでいるように見えてしまいます。

この写真では、前日の雨のせいで傘がツルンと白っぽくなっています。


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フリスビーの裏はこんな感じです。なかには直径20センチを軽く超えるものもあります。こんな重そうなものを支えているのに、意外と柄が細いのには驚かされます。ということは、けっこう強靭な柄なのでしょう。


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こちらは傘が開く前のようす。チアリーダーが操るバトンが手違いで地面に刺さったような感じです。見方によってはマーチングバンドの大太鼓で使用するバチ(スティック?)にも見えるかも。

この森にはとにかくこのきのこがたくさん出ます。発生が集中すると、森じゅうにフリスビーが飛び交っているような様相です。

このきのこ、じつはカラカサタケだと思っていたのですが、つばのようすがちょっと違います。このようにだらりと幕が下がったようになっているのは、マントカラカサタケらしいです。この森にはこれとよく似たカラカサタケもたくさん出ます。カラカサタケのつばはマント状ではなく、リング状になっています。

そう言えば、カラカサタケは食べられるきのこだそうですが…。私はたびたび大発生を見ていますが、どうしても食欲がそそられません。なんとなくパサパサしたきのこではないかという先入観を持っているからです。う〜ん、どうしてもおいしそうには見えないんですよ、なぜか。


●マントカラカサタケ/Macrolepiota sp.
ハラタケ科

参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』
(2008.8.31/石岡市)

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2008年10月30日 (木)

色白と顔黒

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白いのは新しいきのこ、茶色っぽいのは時間のたったきのこではないでしょうか。シラカシらしき倒木の樹皮上に生えていました。樹皮上に落葉が堆積していたかどうかを記憶していないので、樹皮から直接生えていたのか、積もった落葉から生えていたのか断定できません。

さて、名前は? ハナオチバタケに似ていますが、違うような気がします。ヒメホウライタケ、スジオチバタケでもなさそうです。

傘の直径は10ミリ以内、背の低い小さなきのこでした。傘の表面にある放射状の溝が特徴です。キシメジ科のきのこのような気がするのですが…さて、何というきのこでしょう? 


参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』
(2008.8.31/石岡市)

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2008年10月28日 (火)

証人はきのこ

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何日か前にも報告しましたが、再びツルタケです。この森(雑木林)には、ベニタケ科のきのこがよく生えます。このツルタケも8月下旬にはあちこちで目にしました。

この森は公園になっていて、市が管理しています。そのため下草刈りが定期的に行われます。ここに来ると、手入れされた雑木林にはきのこがたくさん生えるということを実感します。

ふと思いました。昔の里山はこの雑木林と同じような状態だったのではないかと。そう、昔の生活は雑木林と密接な関係にあったのではないでしょうか。燃料を確保したり、食料を採ったり、湧き水を利用したり…。つまり、雑木林の手入れは、生活に直結することだったと思います。ところが、今の生活はどうでしょう? 雑木林に依存することなどほとんどなし。大きな転換となったのは燃料の変化でしょう。ガスや電気を利用するようになって、みんな雑木林のことを忘れてしまったような気がします。


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とりとめのない話ですが、きのこを探しているとそんなことを考えてしまいます。実際にいろいろな雑木林を歩いてみると、荒れた雑木林にはきのこが少ないです。食べられる、食べられないは別にして、多少なりとも手の入った雑木林では多種多様のきのこが見られるのです。

たくさんの菌類が生活しているということは、生物多様性を支えるポテンシャルの高さを証明しているような気がします。森(雑木林)の豊かさを確かめるには、きのこを見るのが一番かもしれません(もちろん、植物や昆虫も重要ですが)。

そう言えば、樹木には共生菌という存在がつきものだとも聞いています。菌類が豊かであれば、樹木も健やかに成長するのでしょう。その一方で、弱った樹木などを淘汰する役割も担っているというではないですか。そんな話を耳にするたびに、菌類のことをいろいろ学びたいと思う私です。いまさら学校には行けないので、身の周りのきのこを覚えたり、菌類に関する本を読んだりして、のんびり考えようと思っています。


参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』
(2008.8.31/石岡市)

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2008年10月26日 (日)

陰からこっそり

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顔をのぞかせているかわいいきのこ。傘の直径は大きいもので5〜6ミリ、小さいものだと3ミリ程度。いかに小さいかおわかりいただけると思います。

柄は半透明で、傘の天頂部分がやや茶色がかっています。撮影時の露出が多すぎたため、やや白っぽくなってしまいました。

さて、名前ですが…。図鑑を見てもわかりませんでした。生えていたのはコナラの倒木だと思います。


参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』
(2008.8.31/石岡市)


*10月30日追記
KINOKO WEBさんよりコメントをいただきました。もしかしたら、イヌセンボンタケかもしれないということでした。ヒントをいただき、図鑑で確認したらとてもよく似ています。個人的見解でイヌセンボンタケということにしちゃいます! (間違っていたらごめんなさい)

KINOKO WEBさん、アドバイスありがとうございます! また、よろしくお願いいたします。

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2008年10月25日 (土)

茶色い破線

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悩みましたが、何と言うきのこかわかりませんでした。生えていたのは倒木の表面。コケや地衣類が生えているような場所です。傘はお椀状で、縁がほんの少し反り返っています。


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傘の裏です。ひだは疎らで、傘と同じ色。ひだの縁に破線のように見える点々があります。すごく特徴のあるひだなので、これを手がかりに名前を探し当てようと考えました。でも、思い通りにはいきませんでした。う〜ん、やっぱりきのこの同定は難しいですね。


参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』
(2008.8.31/石岡市)

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2008年10月22日 (水)

スラリとしたきのこ

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ツルタケのような感じですが、どうでしょう。信頼度は70%くらいかもしれません。

鶴が一本脚で立っているような感じがするからツルタケと呼ぶのでしょうか。名前の由来が知りたいところです。


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傘の真ん中から縁に向かって、放射状に伸びる溝線があります。


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ひだは多くなく少なくなく。柄は中空になっています。


●ツルタケ/Amanita vaginata
テングタケ科

参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』
(2008.8.31/石岡市)

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小さくて柄が細いけど…

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ウツロイイグチのような気がします。


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この写真のものは、ひょろひょろした長い柄を持っていました。真ん中あたりが削れているのは、ナメクジに齧られたためでしょうか。


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柄の元の方には菌糸が繊維状になっていました。これがきのこの本体なんですね〜。


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傘の裏は細かな孔が空いている感じ。でも、まだ新しいためか孔は完全に開いていないようです。


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こちらは別の場所にあったもの。やはりウツロイイグチのような気がします。この森には、あちこちにこのきのこが生えています。


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こちらのきのこの傘の裏は、完全に孔が空いていました。


●ウツロイイグチ/Xanthoconium affine
イグチ科

参考文献:山と渓谷社『カラー名鑑 日本のきのこ』
(2008.8.31/石岡市)

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2008年10月21日 (火)

食べました! ウスヒラタケ

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今日は久々の休み。とりあえず森に出かけることにしました。そこで見つけたのは、食べようと決心したにもかかわらず食べられなかったあのきのこ。ウスヒラタケです。


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食べられるきのことわかると、おいしそうに見えるから不思議なものです。匂いまでもいい香りのように感じます。

生えていたのは伐採されて積み重ねられている木。たぶんコナラだと思いますが、断定はできません。生え方は夏の頃と少し違います。夏の頃はほとんど柄がなく半円状の傘が木の側面に直接くっついているような感じでした。今回見つけたものはお猪口のような形のもが多く見られました。もちろん、柄のほとんどないものもあります。


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さ〜て、収穫はコンビニでくれる小さめの袋がいっぱいになるくらい。けっこう食べ応えがありそうな量です。さっそく料理の得意な友人に電話して、きのこスパゲッティにして食べようということに…。


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ほほ〜、できました、できました。トマトをベースにしたバジル入りのスパゲッティです。暗いところで撮ったので写りは悪いですが、味はなかなかのものでした。


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こちらは、ウスヒラタケがたっぷり入った塩味のスパゲッティ。ウスヒラタケ、うまい! こりゃ、なかなかのもんです。歯ごたえがいいじゃないですか〜。くうぅ〜さいこ〜。今度見つけたら、また食べなくっちゃ。

調理をしてくれたO君、ありがとう。(なにもせずに、ぼぉ〜っとしていてゴメン)。

「また、一緒に食べようね!」


*今回は速報で、今日撮影したきのこを報告しました。


●ウスヒラタケ/Pleurotus pulmonarius
ヒラタケ科

参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』
(2008.10.21/石岡市)

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2008年10月15日 (水)

乙女の頬

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小さなきのこです。うっすらと紅をさしたような傘の色が印象的です。図鑑で調べてみましたが、何と言うきのこかわかりませんでした。


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傘の裏はこんな感じ。ひだはまばらです。

久しぶりの更新です。8月のきのこを今ごろ紹介しているなんて、ちょっと遅すぎですね。でも、まだまだあるんです8月のきのこ。このペースで行くと9月のきのこを紹介するのは11月になってしまうかも…


参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』
(2008.8.31/石岡市)

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2008年10月 5日 (日)

かなりいい加減な

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予想をさせていただくと、サカズキホウライタケでしょうか? 信頼度は20%にも満たないと思いますので、あてにしないでください。


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傘のアップ、ひだの形状は写真の通りです。


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菌糸のようすはこんな感じ。黄色っぽい液体を滲ませています。きのこの正体って、じつはこんなカビのようなものなんですよね〜。つくづく不思議だと思います。


参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』
(2008.8.31/石岡市)

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2008年10月 3日 (金)

毛羽立ったきのこ

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たぶんスエヒロタケの生え始めではないかと思います。全体に産毛が生えたような印象が、このきのこの特徴ではないでしょうか。ときには朽ち木や伐採された木の切り口などに大量に生えていることがあります。他のきのこにはない独特な風貌は、少し離れた場所からでも容易にわかります。


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ひだも一般的なきのことちょっと違います。


●スエヒロタケ/Schizophyllum commune
スエヒロタケ科

参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』
(2008.8.31/石岡市)

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2008年10月 2日 (木)

紙のようにペラペラだ

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サルノコシカケ科のきのこのように見えますが、ちょっとようすが違います。紙のように薄っぺらなのです。下から見ても、上から見ても、同じような模様があります。じつはこの写真は下から撮ったものです。「上から撮ったものですよ」と言っても何の違和感もないと思います。


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こちらが上から撮った写真です。前の写真と何ら変わりがないように感じませんか?

さて、気になるのはきのこの名前。図鑑で調べたところ、チャウロコタケが一番似ているような気がしました。前日の雨で濡れているせいか、図鑑の写真とは印象が違いましたが、ほかに似ているものが見つかりません。自分としては、チャウロコタケということにしておきます。


●チャウロコタケ/Stereum ostrea
ウロコタケ科

参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』
(2008.8.31/石岡市)

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