待ち針
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今回から数回にわたって粘菌(変形菌)の子実体の特集です。まずはこちら。うっかりするとカビと勘違いしてしまいそうです。

ところが、成長すると…お見事! 「白い樹海」のでき上がり。なんとも優雅な出で立ちです。

キラキラと輝いて、すこぶる繊細な子実体です。粘菌の名前には○○ホコリという呼び名が付いています。このホコリが以前から気になっていました。その疑問を解いてくれたのがこの粘菌。
軽く振動を与えると、白いホコリのようなものをまき散らします。たぶん胞子だと思うのですが、それがまるで霧が漂っているような感じです。いったいどこから出てくるのでしょうか?
さて、気になる名前ですが…図鑑を見たところ、ツノホコリという粘菌が似ていました。ちなみに、ニョキニョキと伸びた樹状の組織は、高さ1センチくらいはありました。これだけ密生するとなかなか見応えがあります。
参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』
(2008.9.2/石岡市)
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8月下旬にたくさん見かけたきのこです。場所によっては輪を描くように生えていました。

裏返すと、写真のとおりひだを隠すように膜があるものもありました。このようすからすると、傘を広げると柄につばを作るような感じがします。白い膜が濃くなっている部分が、そっくりつばになるのではないでしょうか。だとすると、多少だらりと垂れ下がるような気がします。

膜を取り払うと…あら、淡いピンク色のひだが現れます。名前は判断しかねますが、ナカグロヒメカラカサタケ、マルミノヒガサタケあたりが怪しいような気がします。
ようやく8月31日に撮影したきのこの報告が終了となりました。次回からは9月のきのこや変形菌を報告したいと思います。それにしても、8月のきのこを11月に紹介したのでは遅すぎですよね。もう開き直って、きのこのない冬の間にのんびりと報告していこうとも考えています。なんだか今年はきのこの当たり年だったのか、たくさん撮りだめすることができました。次回からぼちぼち書き綴っていきます。
参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』
(2008.8.31/石岡市)
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ホコリタケです。表面に付いているトゲをさわってみると、かすかにざらつきます。

強くこすると、写真のようにトゲが部分的にポロリと取れてしまいます。それにしても、このトゲは何のために付いているのでしょう?

そういえば、ホコリタケは食べられるきのこだそうで…。あのモクモクと煙を吐くようすを見ると、とても食べられないと思っていました。しかし、早い段階なら写真のように中身もしっかりしていて食べられそうです。ところで、どうやって食べるのでしょう? 今度食べてみようかしら…
●ホコリタケ/Lycoperdon perlatum
ホコリタケ科
参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』
(2008.8.31/石岡市)
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さ〜て、どこにきのこがあるかおわかりでしょうか? 写真はムラサキヤマドリタケです。紫とは言いますが、どちらかというと黒ですね、こりゃぁ。
きゃぁ〜 まて〜
に〜げろ〜

なかには、こんなおどろおどろしいのもあります。これ、ちょっと不気味ですね。とても食べられるきのことは思えません。よく行く森には、ある時季になるとこのきのこがたくさん生えます。

この森には遊歩道が整備されています。なので、ウォーキングや散策を楽しんでいる人が多いのですが、このきのこを採集している人の姿は一度も見たことがありません。きっと、みんな食べられるとは思っていないのでしょう。

だ〜か〜ら、採り放題! じつはこのあとも採集を続け、結果として写真に写っている二倍以上のムラサキヤマドリタケを採りました。もちろん、ちゃ〜んといただきました。その件については、過去のブログで報告しています。
●ムラサキヤマドリタケ/Boletus violaceofuscus
イグチ科
参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』
(2008.8.31/石岡市)
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何イグチでしょう? 迷います。黄色いですが、キイロイグチではなさそうです。図鑑の写真と比較すると、傘の裏のようすが違いました。

だとすると、ダイダイイグチでしょうか? 図鑑の写真と比較しましたが、何となく違うような雰囲気です。この写真からもおわかりの通り、柄の中まで黄色です。さてさて、何イグチでしょう?

こちらは別のところに生えていた同じようなきのこの傘の裏です。撮影は8月下旬ですが、あちこちに生えていました。
(2008.8.31/石岡市)
*11月14日追記
きのさんよりコメントをいただき、ミドリニガイグチであることがわかりました。教えていただきありがとうございます。またよろしくお願いいたします。
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よく行く雑木林にはこのきのこがたくさん出ます(夏の話です)。ベニタケ科の仲間だと思いますが、種を特定できません。

毎度見かけるので、いい加減に名前ぐらいは覚えたいのですが、図鑑とにらめっこをしても時間を無駄にするだけ。

地表に出てくるときは、こんな感じです。ムクムクって音が聞こえてきそうです。

傘の裏を見ると上のきのこと同じような気がするのですが…。とにかくあちこちに生るきのこなので、この雑木林にはたくさんの菌がうごめいているのでしょう。もしかすると、特定の樹木と共生関係にあるのかもしれません。いわゆる菌根菌ってやつでしょうか?
参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』
(2008.8.31/石岡市)
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