青く変色するイグチ
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そろそろきのこが出ているのではないかと雑木林を歩いてみたものの、何も生えていなくてガッカリ。というわけで、引き続き昨年9月のきのこの報告です。

ベニタケ科のきのこであることはわかるのですが、それ以上はわかりません。

候補としては、ケショウハツ、ドクベニダマシ、ドクベニタケあたりでしょうか。毎度のことながら種名を絞りきれません。
まだ若い個体らしく、瑞々しさが感じられます。紅色にも鮮やかさがあり、傘の裏のひだも整っています。

柄は真っ白ではなく、部分的にほんのりと赤く染まっています。このあたりも特徴なのでしょうが、種名を決定することができません。なにかいい見極め術はないものでしょうか?
撮影:2008.9.3/石岡市
参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』『カラー名鑑 日本のきのこ』
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柄は傘の色とほぼ同じです。イグチ科の特徴である網目模様は入っていませんでした。
傘の裏が真っ白で、柄に網目のないイグチを探したらクリイロイグチにたどり着きました。二つの図鑑を見比べたのですが、それぞれ印象が違います。片方の図鑑の写真がそっくりだったので、クリイロイグチと判断しました(すごいアバウトな判断なので、間違っていたらすみません)。
クリイロイグチという名前に出会うまで、栗色とは気づきませんでした。どちらかというと濃い赤、赤茶色と思っていました。しかし、子どもの頃に拾った栗の実の色をよ〜く思い出したら、確かにこんな色だったような気がします。言われて気づくことって多いんです、私。
ちなみに、クリイロイグチは食べられるきのこだそうです。図鑑によれば…「肉質はぼそぼそして歯ごたえがない。うまみに欠け、だしもあまりでない」。これじゃ、いいとこないですよね。いくら食べられるきのことはいえ、これだけボロクソに言われてはクリイロイグチも面目丸つぶれです。ちょっとかわいそう。
●クリイロイグチ/Gyroporus castaneus
イグチ科クリイロイグチ属
撮影:2008.9.3/石岡市
参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』『カラー名鑑 日本のきのこ』
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傘の表面にあるいぼは先がとがっています。なんだかナッツをトッピングしたみたい。

テングタケなのか、テングタケダマシなのか迷います。柄とつばのようすから判断するとテングタケダマシの方が濃厚です。ひだはどうなんでしょう? これは密と言えるのでしょうか。若干まばらな感じがします。図鑑のテングタケダマシの解説には、「ひだは白色で密」と書いてあります。
この写真からだと、柄につばがないように見えます。図鑑には「つばは極めて薄く、時に消え去りやすい」とあるので、ない場合もあるようです。

さて、一番気になるのは「今のところ関西以西から知られている」という図鑑の解説。関東で生えているのは確認されていないということでしょう。もちろん、この写真を撮ったのは関東です。果たしてこのきのこはテングタケダマシなのでしょうか。真実はいかに?
撮影:2008.9.3/石岡市
参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』『カラー名鑑 日本のきのこ』
3月17日追記
きのさんより情報をいただき、関東地方でもテングタケダマシが生えることがわかりました。よって、写真のきのこはテングタケダマシだろうと判断します。きのさん、貴重な情報とアドバイスをありがとうございます。
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なかなかインパクトのあるきのこです。スパイクというか、鋲(びょう)というか、突起物が傘にいっぱい付いています。

オニテングタケだろうと思いましたが、図鑑を見ると似たようなきのこが複数あります。シロオニタケ、ササクレシロオニタケ、コシロオニタケ、シロオニタケモドキ…さて、どれでしょう?

柄の下部が異様なほどふくよかです。すっごい安定感のあるきのこですね〜。なんだか、転がっても起き上がるだるまのおもちゃみたいです。

傘の裏はこんな感じ。ひだを覆っている膜がくっついたままです。この膜にもイボイボがついていますね〜。この膜がはがれると、たぶん“つば”になると思うんですが…
傘の裏を撮ろうとして角度を調節していたら、ポキッと柄が折れてしまいました。傘のなかにムカデの子どもらしきものが入っています。まさか、茸を食べに来たのではないと思うのですが、どうなんでしょう?
撮影:2008.9.3/石岡市
参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』
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