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2009年6月

2009年6月29日 (月)

枯れた小枝のようなきのこ

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え〜っ、こんなきのこあるの? と言いたくなるきのこです。さわってみると本当に枯れ枝のよう。軽く爪で弾くと胞子のような白い粉を出します。そのようすを見て、ようやく納得できました。

このきのこが生えていたのは、前回紹介したノボリリュウタケ科のきのこが生えていたすぐそばです。

図鑑で調べたところ、キブリイボタケが一番似ていました。たぶんキブリイボタケだろうと思います。


●キブリイボタケ/Thelephora multipartita
イボタケ科

撮影:2009.6.16/石岡市
参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』『カラー名鑑 日本のきのこ』

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2009年6月28日 (日)

昇り龍、現る。

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名前は断定できませんが、ノボリリュウタケ科のきのこだと思います。このきのこを撮影した雑木林では、毎年このきのこを見つけます。しかも、出ているのはいつも決まった場所。その一角にはこの仲間と思われるきのこが数種類出ます。

いつも考えているのは、この場所がほかの場所と何が違うのかということ。土壌的な条件は解析できないので、見た目の感じから判断。他の場所と違っているのはアベマキが数本生えていることぐらいです。

アベマキは関西方面に多いという話です。自分の記憶からすると、茨城県南部でアベマキが生えているのを見ることはほとんどありません。でも、このアベマキが要因となってノボリリュウタケの仲間が生えるとも思えないのですが…


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こちらは生えてから時間が経ったものでしょうか? 傘の部分が白くなっています。ここに生えてるノボリリュウタケの仲間は、みんなこういう風になります。今までは「きっと、カビにやられてしまったのかな」と思っていたのですが、今では成熟した姿なのかとも思えてきました。いったいどちらなのでしょう。

クロアシボソノボリリュウタケにしては柄のようすが違います。クラガタノボリリュウタケとは色が違います。クロワンガタノボリリュウタケに比べると柄の長さと質感が違います。もしかすると、図鑑に出ていない種類なのかも…


撮影:2009.6.16/石岡市
参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』

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カワラタケ、ウチワタケ、それとも…

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同心円状の模様が目を引きます。こんな模様があるきのこと言えば、カワラタケとかウチワタケ。


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裏を見れば、サルノコシカケ科(タコウキン科)らしいことがわかります。ということは、上記の二種のどちらかでしょうか?


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でも、発生の状況を見ると…

カワラタケとかウチワタケってこんな風に発生するんでしたっけ。なんか違うような気もします。さて、いったいこのきのこは…


撮影:2009.6.16/石岡市

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2009年6月27日 (土)

怪しい金の毛

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なんだろこれ? カビにしてはしっかりしすぎてるし、きのことも思えないし…怪しい物体です。一応、写真に撮っておくか〜 「パシャ」

数日後、同じところを見たら…


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あら不思議! かぐや姫が (そうじゃないだろ!)

かわいいきのこが出ていましたとさ。めでたし、めでたし。

このかぐや姫、じゃなくてへんなきのこはコキララタケのようです。

いや〜、こんなきのこ、初めて見ました。金色の毛(図鑑には黄褐色粗毛状の菌糸マットと書いてありました)は、専門用語でオゾニウム(Ozonium)と呼ぶらしいです。オゾニウムをネットで調べたら、「菌糸塊」と表現されていました。

どうやら、オゾニウムのなかからニョキニョキ生えるのがコキララタケの特徴のようです。


●コキララタケ/Coprinus radians
ヒトヨタケ科ヒトヨタケ属

撮影
上:2009.6.9/石岡市
下:2009.6.16/石岡市

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オレンジ? 黄土色の毛羽立ったきのこ

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図鑑を見ましたが、結局名前はわかりませんでした。

傘はちょっと毛羽立った感じの質感。柄には幾本もの筋が入っています。一か所から数本群生しているのも特徴でしょうか。この写真では朽ち木から生えています。なんとなく土からは生えなさそうな気がします。


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裏のひだのようすです。どちらかというと密って感じでしょうか。傘の縁がひだ側に巻いているのも特徴かもしれません。


撮影:2009.6.9/石岡市

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2009年6月26日 (金)

虹色のカビ

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カビは嫌われ者ですが、いろいろな色が並ぶとじつにきれいです。これを見たときは撮影意欲にメラメラと火がつきました。

その割には、全然うまく撮れてない? そうですね〜、そのへんはご愛嬌ということで…


撮影:2009.6.9/石岡市

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2009年6月25日 (木)

悪魔の爪

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今回ご紹介したいのは手前に写っているきのこではなく、その向こうの先のとがったきのこ。もしかしたら、きのこではないのかもしれません。


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近寄ると悪魔の爪のようにも見える物体です。先端が白くて、根元の方には産毛のようなものが生えています。さあ、なんなんでしょう? これ。


撮影:2009.6.9/石岡市
参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』『カラー名鑑 日本のきのこ』

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2009年6月24日 (水)

きのこの行列

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ものすごい数のきのこです。行列をなして歩いているような感じがします。これはたぶん、イヌセンボンタケでしょう。無造作にさわるとすぐに形が崩れてしまう、とても弱々しいきのこです。


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傘の裏のひだです。折り紙でつくった傘のようですね〜


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伐採された木が積み重ねられた場所に生えていました。陽の当たらない影の部分がお好みのようです。

これが食べられるきのこだったらいいのに…


●イヌセンボンタケ/Coprinus disseminatus
ヒトヨタケ科ヒトヨタケ属

撮影:2009.6.9/石岡市
参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』『カラー名鑑 日本のきのこ』

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2009年6月23日 (火)

巨大な綿棒。いや、きりたんぽ?

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ニョキニョキと伸びた白いきのこ。かなりのノッポさんです。奇怪な容姿に惹かれ、何度もシャッターを切ってしまいました。


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成熟したものはドロドロに溶けて、ちょっと不気味な雰囲気。どうやらササクレヒトヨタケのようです。


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ちゃんとひだがあります。柄の途中についている“つば”はリング状で、スルスルと上下します。


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断面はこのようになります。


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こちらは幼菌のようです。この小さなきのこがお化けのようになるなんて…やっぱり、きのこっておもしろいです。

●ササクレヒトヨタケ/Coprinus comatus
ヒトヨタケ科ヒトヨタケ属

撮影:2009.6.23/境町
参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』『カラー名鑑 日本のきのこ』

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2009年6月21日 (日)

緑じゃないけどミドリスギタケ?

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スギ材の木枠から出ていたきのこです。ミドリスギタケのような気がします。何色と言うべきなのか迷うところです。赤ではないし、オレンジでもない、茶色とも言い難いのですが、赤さび色ってこんな色?


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傘の裏です。ひだはやや黄色味を帯びています。柄の上部にはつばがあります。


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こちらは伐採されたサクラの木に生えていたものです。針葉樹だけでなく、広葉樹にも生えるみたいです。かなり古い菌のようで、もうボロボロです。


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ひだの色も傘と同じになっています。


●ミドリスギタケ/Gymnopilus aeruginosus
フウセンタケ科チャツムタケ属

撮影:2009.6.9/石岡市
参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』

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2009年6月20日 (土)

ベニタケ科の白いきのこ

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最近この真っ白なきのこをよく見かけます。いったい何と言うきのこでしょう?

ベニタケ科のきのこだと思いますが、白い種類がいくつかあって判断がつきません。シロハツモドキかと思いましたが、ひだが極めて密とあります。


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ひだのようすを見ると、極めて密とは言い難いです。ならばシロハツでしょうか? 


撮影:2009.6.14/小美玉市・旧小川町
参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』

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2009年6月18日 (木)

コナラの幹からニョッきり

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木の幹からきのこが…


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コナラの一部の腐った穴から、逞しそうなきのこが生えています。柄はかなり太いです。いったい何というきのこでしょう?


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ひだが厚い膜に覆われています。これがはげ落ちるとつばになるのでしょうか。


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膜を剥がしてみるとひだが見えます。柄は多少ささくれ立っています。

図鑑で調べましたが、これだと思えるきのこが見つけられませんでした。

撮影:2009.6.14/小美玉市・旧小川町
参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』


*2009.6.21追記
gorosukeさんより、「ヤナギマツタケかもしれない」と教えていただきました。図鑑で見たところ、よく似ています。私もヤナギマツタケに賛成です。

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2009年6月16日 (火)

“きのこ”というプレゼンス

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おおっ〜、存在感のあるきのこです。こりゃ、コフキサルノコシカケでしょうか。

このきのこは多年生と言いますが、この大きさで何年目なのでしょう?


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裏は真っ白です。コナラの倒木に生えていました。


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近くにあったコナラにはこんなものが…

こちらのコナラはまだちゃんと立っていました。でも、きのこの幼菌が出ているようじゃ、かなり弱っているのでしょう。

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近くで見るとゴルフボールのようです。もしかすると、コフキサルノコシカケの幼菌でしょうか。

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子実体が出る前には、樹皮上に菌糸の塊のような白いものが見え隠れします。きっと幹の中はきのこの菌糸でいっぱいになっているんでしょうね。


●コフキサルノコシカケ/Ganoderma applanatum
マンネンタケ科コフキサルノコシカケ属

撮影:2009.6.14/小美玉市・旧小川町
参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』

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2009年6月15日 (月)

ハチノスタケじゃありませんでした

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久々のハチノスタケかも? と喜んでみたものの…


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何のことはない、アミスギタケでした。枯れかかったサクラの木に生えていたものです。アミスギタケは針葉樹、広葉樹問わず生えるみたいですね〜

生えてからかなり時間が経っているようで、乾燥しているうえに黄色っぽく変色していました。アミスギタケは乾燥するとみんなこんな色になるような気がします。


アミスギタケ/Polyporus arcularius
サルノコシカケ科(タコウキン科)タマチョレイタケ属

(撮影:2009.6.12/常陸大宮市・旧御前山村)
参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』『カラー名鑑 日本のきのこ』

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2009年6月14日 (日)

6月は粘菌の季節?

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黒い帽子と黄色い帽子を見つけました。

えっ? 何のことかって。そりゃ、粘菌(変形菌)のことです。

まずはこちらの黒い帽子。変形体ではなく子実体です。


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転がっていたコナラの朽ち木の樹皮をめくったらありました。名前はわかりません。


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こちらは黄色い帽子。こちらも名前はわかりません。

こりゃ、粘菌の図鑑が必要ですな。


撮影:2009.6.14/小美玉市・旧小川町
参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』

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2009年6月13日 (土)

魔法の箒

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いや、小人の箒と言った方がいいかもしれません。

久々の粘菌(変形菌)の登場です。粘菌と言っても変形体ではなく、すでに胞子を飛ばし始めている子実体です。


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枯れ葉の上でも見つけました。たぶん、ムラサキホコリではないかと思います。軽く枯れ葉に振動を与えると、ぷわぁ〜と煙のように胞子を飛ばしました。できることなら変形菌の状態のものを見つけたかったのですが、どこかに隠れているようなのでちょっと無理かもしれません。


撮影:2009.6.9/石岡市
参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』

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2009年6月11日 (木)

公園でデート

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公園の桜の木の下で見つけました。桜と言ってもほとんど枯れかかっている木です。その根元の方から二本仲よくニョッきりと出ていました。まるで、きのこのデートです。


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なんとなくイタチタケに似ていると思うのですが、ちょっと自信がありません。


撮影:2009.6.7/石岡市
参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』

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2009年6月 9日 (火)

赤いきのこが大量発生

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お菓子の「きのこの山」みたいな小さなきのこ。この仲間らしいきのこがあちこちで発生していました。


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こちらは少しい大きめのきのこ。赤い傘がよく目立ちます。ベニタケ科のきのこだと思います。


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もしかしたらドクベニタケ? 傘の表面は少し粘着性があります。匂いをかいでみましたが、とくに変わった匂いはしませんでした。少し齧ってみればよかったのかも。苦い味がすればドクベニタケにほぼ間違いないはずです。次回は思い切って挑戦してみようかしら?


撮影:2009.5.30/石岡市
参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』

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2009年6月 8日 (月)

細くて、のっぽで、クリーム色の帽子

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倒木に生えていたきのこ。ホウライタケの仲間のような気がしますが、よくわかりません。


撮影:2009.5.25/石岡市
参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』

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2009年6月 3日 (水)

樹皮からアイスクリーム

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白くてマシュマロのようなきのこです。


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近くで見ると、アイスクリームにも似ているような気がしました。


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試しに裂いてみました。さわった感じは水分があり、柔らかな印象。やや繊維質のような気もしました。

さて、何というきのこでしょう。サルノコシカケ科のような気がしますが、なんとも言えません。見たところ、発生したばかりの幼菌のようです。サルノコシカケ科のきのこは、幼菌のときとはまったく違った姿になるものが多いですから…

記憶が曖昧ですが、生えていたのはカエデ科の樹木だったような気がします。


撮影:2009.5.12/高萩市・花貫渓谷
参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』

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