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2010年7月31日 (土)

黄色い法具が転がっている…三又きのこ

密教の法具に金剛杵というものがあるそうな。それには何種類かあって、槍状の刃が上下にひとつずつ付いたものを独鈷杵(どっこしょ)、刃が三又になっているものを三鈷杵(さんこしょ)、中央の刃の周囲に四つの刃を加えたものを五鈷杵(ごこしょ)というらしいです。

いずれも魔を打ち砕く力を秘め、困難や煩悩を振り払う法具として用いられたとか。かの弘法大師が祈祷のときにいつも手にしていたのは五鈷杵らしいですね〜


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というわけで、写真のきのこは三鈷杵に似ているのでサンコタケと言うそうです。写っているのは黄色いきのこですが赤いものもあるそうで、両者は紅色型・黄色型と呼び分けられるみたいです。ちなみに極度の悪臭を放つと図鑑に書いてありますけど、私はまったく気づきませんでした。

普通種と図鑑にあるので珍しいものではないようですが、私は初めて見ました。


●サンコタケ/Pseudocolus fusiformis
アカカゴタケ科サンコタケ属

(2010.7.2/福島県矢祭町)

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コメント

スッポンタケ目のきのこは皆ユニークな姿をしていますね。

サンコタケは大阪でも見かけます。写真を撮る距離では余り臭わなかったのですが、スコップの先でグレバをなぞって嗅いでみたら何とも言えない独特の臭いがしました(汗)
ちょっと後悔しましたよ(笑)

投稿: だんきち | 2010年8月 5日 (木) 22時16分

だんきちさん、こんばんは。

そうですね、スッポンタケの仲間はとてもおもしろい形です。なんでこうなるの? って感じです。

きのこ全般から見ると、芸術家肌の一群だと思います。

臭いの件ですが、そう言われるとますます確かめてみたくなります。今度見つけたときは必ず臭いをかいできます。後悔するほどの臭い、こりゃぁ挑戦しがいがあります。

話はそれますが、カメムシの臭いを確かめる「カメムシトライ」というコーナーを別のブログで設けています。今まで数匹の臭いを報告しました。こんなコーナーを作っているので、最近はカメムシの臭いなんかへっちゃらになってしまいました。今日も青リンゴの臭いがすると言われるカメムシの臭いをかいできました。すでに何度も挑戦しているので、いい匂いに感じるまで麻痺が進んでいます。

さて、サンコタケの臭いはカメムシに勝るとも劣らないのか? 興味津々です。

投稿: mushizuki | 2010年8月 6日 (金) 20時51分

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