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2012年2月

2012年2月27日 (月)

カワラタケ誕生

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山歩きをしていて、カワラタケほどよく見るキノコはないでしょう。コイツときたら、広葉樹だろうが針葉樹だろうがおかまいなしに生えまくります(どちらかというと広葉樹の方が好きなようです)。


とにかく手当り次第に木材の分解に取りかかるという精力的なキノコ。木材腐朽菌としてはナンバーワンかもしれない…と思えるほどです。


そんなパワフルきのこが発生する過程を目にしました。


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このきのこはタコウキン科に分類されているので、傘の裏に管孔がたくさんあります。管孔(管状の穴)が多数あるということでタコウキン(多孔菌)と言われているのだと思います。


またサルノコシカケの仲間でもあります。サルノコシカケは、背着性と言って、一部が木材などに密着して半円状や団扇状の傘を形成しているものが多いです。


すでに半円状になっているものは明らかにキノコだと認識できます。


ところが、黒い樹皮の上に斑点のように白くなっている物体があります。これが、カワラタケの幼菌というか発生したてのものらしいです。


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毛のなかから何やらくちばしのようなものが伸びてきてカワラタケになるようです。まるでヒヨコとかアヒルの赤ちゃんのようです。


カワラタケの違った一面を垣間見て、なんだかちょっと得した気分になれました。

(撮影:2012.2.26/土浦市・旧新治村)

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2012年2月26日 (日)

真冬の粘菌

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こんな寒い時季でも粘菌(変形菌)は活動しているようです。


なかには「好雪性変形菌」と呼ばれる粘菌は寒い時季に子実体を形成するそうですが、茨城では見ることがないだろうとずっと思っていました。


今回見つけたものは上記の好雪性変形菌ではありません。でも、2月という寒い時季に子実体を形成しているのを見て、少なからず驚いています。


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図鑑の写真と絵合わせすると、ケホコリの一種ではないかと思えました。ウツボホコリ科のトビゲウツボホコリにも似ていますが、春から秋に発生するようなので違うのでしょう。


よく似ているのはナカヨシケホコリというケホコリ科の一種でした。発生は主に秋から冬とあります。世界的に分布している種らしく珍しいものではないようです。

(撮影:2012.2.19/つくば市)

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