ほかにもいたよ、寒さに強そうなきのこ
前回の報告に続いてもう一種、寒さにめげずに生えていたきのこを紹介します。
毎度足を運んでいるきのこ観察フィールドの雑木林は、行政が管理している公園の一部なので定期的に下草刈りや伐採が行われています。なので、しばらく前に伐採された杉の木が各所に数本ずつ積み重ねられていました。
そこに生えていたのが、白くて小さなきのこです。伐採された木の断面からは白い泡のように見えるものが出ていて、そこから発生しています。
たぶん、シックイタケだろうと思います。あちこちにある伐採木から発生していました。見た感じだと発生からそれほど時間は経っていないように思えます。けっこう寒い時季でも元気に育つきのこらしいです。
また、伐採されたばかりの杉の木から勢いよく発生しているところを見ると、針葉樹の分解をかなり得意としている種類と思われます。
●シックイタケ/Antrodiella gypsea
サルノコシカケ科ニカワオシロイタケ属
(撮影:2012.12.13/石岡市)
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