5月のきのこ

2012年5月15日 (火)

紅、朱、緋色、赤いきのこは数あれど…

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赤いきのこは目にも鮮やかで、とても印象深いです。


生えている環境(周りのようす)によっては、絵のように見えることがあります。


朽ちかかったシイタケのほだ木に顔を出した赤いきのこはとてもきれいでした。


図鑑で探してみて、ヒイロベニヒダタケというきのこではないかと判断しました。ヒイロというのは緋色だとおもいます。改めて辞書で「緋」を紐解いてみました。
緋とは「火のような、濃く明るい紅色」とあります。きのこと見比べてみてなんとなく納得。


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ベニヒダというのは、ひだが肉色に成熟するところから名付けられているようです。このきのこはまだ発生したばかりだと思われるので、ひだはまだ白っぽいですけど成熟すると紅色になるのでしょう。柄は中空になっていて線が入っています。傘にはしわが寄っていますが、成長するとなくなるのかもしれません。


●ヒイロベニヒダタケ/Pluteus aurantiorugosus
ウラベニガサ科ウラベニガサ属


(撮影:2012.5.13/土浦市)

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2011年5月22日 (日)

そろそろ粘菌シーズンに突入か

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昨年の五月頃に粘菌の子実体を複数見つけました。その季節が今年も到来したわけであります。粘菌シーズンに突入ですね。


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昨日見つけたのはムラサキホコリの子実体らしきもの。比較的太い杉の倒木から発生していました。まだ子実体を形成したばかりのようで、それぞれが癒着しているような状態です。この後しっかり乾燥させれば、胞子を風に乗せて飛ばすことができるのでしょう。雨が降らなければいいのですが…


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このムラサキホコリは「今日、子実体を作る!」と決断したのでしょうけど、それが吉と出るか凶と出るか? 日にちが変わったばかり午前0時ですが、今のところ雨は降っていません。幸運を祈るばかりです。

(撮影:2011.5.21/石岡市)


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2010年6月11日 (金)

二階建てきのこ

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きのこの上に生えるきのこにヤグラタケがあります。でも、このきのこは違います。


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何だろうなぁ〜と悩みました。専門の方に相談したら、チャカイガラタケかコゲイロカイガラタケではないかというヒントをいただきました。

チャカイガラタケは数えきれないほど見ています。でもね〜、亀の甲羅干しではありませんが、親きのこの上に子きのこが生えているのは初めてです。


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ひだはギザギザの鋸歯状です。確かに、このひだはチャカイガラタケによく似ています。

(上の三点は5月に撮ったものです)


専門家の方が「傘の断面を見て、肉の部分が薄い茶色だったらチャカイガラタケ。濃い茶色だったらコゲイロカイガラタケ」と教えてくれました。


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今月再び傘を割りに出かけてみると…

この色から察するとチャカイガラタケのような気がします。

広葉樹に生えていたらチャカイガラタケ、針葉樹だったらコゲイロカイガラタケとも教えていただいたのですけど、そのことをすっかり忘れてしまい樹種を確認してきませんでした。

でも、チャカイガラタケのような気がします。次に行ったときには樹種を確認してきます。


撮影:上3枚2010.5.13、一番下6.9/石岡市

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2010年6月 3日 (木)

えんぴつきのこ

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先月、変わったきのこを見つけました。傘はありません。カリカリの棒みたいなきのこです。先端が色変わりしていて、鉛筆のようです。

なんの仲間なのか、さっぱり見当がつかないので専門の方にお尋ねしてみました。


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すると、クロサイワイタケ科のきのこであることが判明。しかし種名までは確定できませんでした。やはり写真だけだと限界があるようです。

クロサイワイタケ科と言われれば、以前報告したきのこにマメザヤタケがあります。思い出してみれば、マメザヤタケが古くなって乾燥すると黒いしわしわの棒になります。最初の写真でも、時間のたったきのこが同じように黒いしわしわになっています。たまたまかもしれませんが、両者はとてもよく似ています。


撮影:2010.5.15/石岡市

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2010年5月28日 (金)

パイプ粘菌

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変形菌(粘菌)の季節は五月から始まる…それを実感できるくらい今月は変形菌を見つけました。

こちらはエダナシツノホコリです。正確に言うと原生粘菌類に分類されるそうで、変形菌に近縁な種とされています。

管のようなものが集まって房になっています。個人的に“パイプ粘菌”の愛称で呼んでいるかわいい奴です。


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こちらはエダナシツノホコリとはまったく別の場所で撮ったものです。これから子実体を造るところのようです。この状態ではなんという名前の変形菌なのかは判断できません(素人なので)。


●エダナシツノホコリ/Ceratiomyxa fruticulosa var.descendens
ツノホコリ科ツノホコリ属
(この変形菌はツノホコリの変種の扱いになっています)


撮影:上2010.5.14、下2010.5.13/石岡市

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2010年5月27日 (木)

ムラサキいろいろ

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5月13日のブログでムラサキホコリを報告しました(上の写真は当日のブログに掲載したもの)。しかし、本当にムラサキホコリなのかどうか気になって、後日再び現場に行ってきました。


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長さを測ってみると10ミリ強です。柄の部分は約三分の一の長さ。改めて図鑑に目を通すと、サラノセムラサキホコリの可能性もありそうです。さらに写真集に目を通しました。

ムラサキホコリの仲間には、ムラサキホコリをはじめサビムラサキホコリ、サラノセムラサキホコリ、クサムラサキホコリ、オオムラサキホコリ、コムラサキホコリ、タデコムラサキホコリ、チャコムラサキホコリ(写真集に掲載)、クロムラサキホコリ(写真集)、ヤミダレホコリ(写真集)など、多数の種類があります。外見上近いのはムラサキホコリとサラノセムラサキホコリですが、素人ではどうにも判断がつきません。

この変形菌については、ムラサキホコリの仲間とした方が妥当のようです。この仲間は雑木林などで頻繁に見る種ですが、判別は意外に難しいことを実感しました。


撮影:上2枚2010.5.13、下2010.5.14/石岡市

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2010年5月26日 (水)

変身失敗?

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これはどう見ても変形菌(粘菌)でしょう。今まさに変形体から子実体に変身しようとしているところでした。この状態では何と言う変形菌なのか、素人には予想も判別もできません。

どうしても子実体が見たかったので、翌日再び訪れました。すると…


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形は変わっていたものの、なんだか不完全な感じです。ふ〜む、変身に失敗したのでしょうか?

様子から察すると、フンホコリ、ハシラホコリ、アカハシラホコリなどが似ています。これらが属するアミホコリ科(フンホコリ属)、あるいはハシラホコリ科(ハシラホコリ属)の変形菌かもしれません。

蝶や蛾などには羽化不全という変態失敗があるようですが、変形菌にもそれと同じような失敗があるみたいですね〜。完全な子実体を見たかったです。


撮影:上2010.5.13、下2010.5.14/石岡市

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2010年5月25日 (火)

かあさん、あの白いお皿どうなったんでしょうね?

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5月14日のブログで報告した白いお皿を造る変形菌(粘菌)です。この後、この子実体がどうなったのか気になり、数日後に再び見に行きました。すると…


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乾いて茶色くなっていました。

変形菌の図鑑に目を通しましたが、似たようなものがなくて名前はわからないままです。モジホコリの仲間だとは思うのですが…


撮影:2010.5.14/石岡市

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2010年5月24日 (月)

飛べ、マツオウジ

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切り株からきのこがニョキッ。

たぶんマツオウジの幼菌だと思います。


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大きくなればこのような円盤になります。これは直径10センチ強でした。これくらいになるとフリスビーのように飛ばせそうです(きのこを玩具にする人はいませんが)。


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傘の裏はこのように、ひだにギザギザがあります。この鋸歯状のひだがマツオウジの特徴です。加えて、柄は非常に強靭です。柄の途中から引きちぎろうと試しても、ちょっとやそっとじゃちぎれません。まず無理です。木から剥がすのもひと苦労。かなり強力にくっついています。菌糸の繊維が丈夫なようです。


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生えていたのはこの切り株。スギの根っこをひっくり返したものです。これを見てきのこのたくましさを感じてしまうのは私だけではないと思います。(こんなものまで分解してくれるのネ、えらい!)


●マツオウジ/Neolentinus suffrutescens

撮影:2010.5.2/土浦市

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2010年5月21日 (金)

モリノカレバタケ姉妹

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竹薮で見つけたきのこです。鮮やかな黄色なのですごく目立ちます。かわいいパンケーキがずらりと並んでいるようです。


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モリノカレバタケだろうと思ったのですが、その仲間の一種らしいです。断定はできませんが、コガネカレバタケかもしれません。


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ひだも柄も黄色です。ん、柄はちょっとオレンジがかっていますかね。

コガネカレバタケって竹薮に大量に出るものなのでしょうか? ちょっと気になります。


撮影:2010.5.2/土浦市

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