6月のきのこ

2011年7月14日 (木)

のっぺらぼうの行進

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やわらかい色の白熱灯が並んでいるように見えますけど、街灯にしては密集し過ぎですね。


擬人化してみると、やけに血色のいい“のっぺらぼう”の行進のようにも見えます。それがまた、かわいらしいですのぉ〜


冗談は置いといて…

こちらは粘菌(変形菌)の子実体です。


まだ乾燥しきっていないので本当の色がわかりません。柄は黒っぽく見えますが、茶褐色あるいは赤くなるのかもしれません。子嚢の部分は薄いピンクというか肌色というか、とてもやさしげな色です。この後、赤くなったりするのでしょうか?


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なんとなくモジホコリの仲間のような気配を感じますけど、私にはわかりません。思い切って予想するならアカモジホコリでしょうか(たぶん間違っていると思います)。

(撮影:2011.6.12/土浦市)


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2011年7月12日 (火)

粘菌たちのプロジェクトZ/雑草征服計画

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雑草におびただしいアブラムシが! と思いきや「虫ではなさそうだ」とはたと気づきました。


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近づいてみると…それは粘菌(変形菌)ではあ〜りませんかぁ。


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ほほぅ、こりゃすごい、すご過ぎます。


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なかには芸術的な配列のものもあります。粘菌の幾何学とでも呼べそうな規則正しいデザイン。よくもまぁ、こんなにきちんと並べられるもんです。驚きですね。


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正体はジクホコリのようです。成熟したものは瑠璃色に輝いていて素敵です。胞子を飛ばしきったものも、網目の籠のなかに白い軸が残る美しい形状を見せてくれます。もう、ミクロ芸術大賞を進呈したくなっちゃいますね〜


(撮影:2011.6.26/つくば市)


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2011年6月27日 (月)

地表の宴、千の杯

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今年は粘菌シーズンにあまり森へ出かけられませんでした。非常に残念。


先日、ウッドチップを敷き詰めた場所でサカズキホコリの子実体を見つけました。杯と言うよりもおしゃれなグラスに見えます。なかには蓋を被っているものがありますが、それが取れればグラスいっぱいに黒い粒が入っているのがわかるでしょう。この黒い粒は胞子の塊なのでしょうか?


それにしても、かわいいヤツです粘菌(変形菌)は。

(撮影:2011.6.26/つくば市)

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2010年7月30日 (金)

正露丸ときのこ

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変わった形のきのこです。細長い漏斗のようで、外側に脈のような筋が何本も走っています。これだけ特徴がはっきりしていると覚えやすいです。

ヒダナシタケ類・ラッパタケ科のウスタケだと思います。ラッパタケというきのこは別にあるのですが、この写真のきのここそラッパに似ていると思います。


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このきのこを見るといつも正露丸を思い出してしまう私。思い出すと言っても、あの黒い粒の薬ではなくパッケージの方です。このオレンジ色が正露丸の紙箱の色に似ていませんか? おまけにラッパのマークがこのきのこの形と重なります。

モミの木が近くにあるとこのきのこが出ていることが多いようです。きっとモミの木の外生菌根菌なのでしょう。図鑑にもそれらしきことが書いてありました。


●ウスタケ/Gomphus floccosus
ラッパタケ科ラッパタケ属

(2010.6.27/つくば市)

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2010年7月20日 (火)

アマニータ、アマニータ

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気品を感じさせる優雅な姿です。まるでドレスをまとった貴婦人にも感じられます。こうして見ると、テングタケは意外にも色白なんですね〜


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年齢別に集めてみました。左からお年を召したきのこ、赤ちゃんきのこ、若いきのこです。

以前、「菌懇会」の方たちの活動について報告しました。このきのこは、活動のとき一緒について回って撮影したもののひとつです。みなさんの後をついていくと、きのこの学名がポンポン飛び交います。テングタケ科のきのこだと「アマニータ」(アマニタかもしれません)と呼ばれるものがほとんどです。なんだか外国の女性の名を呼んでいるようでカッコいいと思いました。

そんなわけで、私も小声で「アマニータ」なんて呼んでみたわけです。キャハハ、ちょっと照れますな〜


●テングタケ/Amanita pantherina
テングタケ科テングタケ属

(2010.6.27/つくば市)

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2010年7月19日 (月)

コリコリしそうな赤い棒状のきのこ

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芝のような草が所々に生える湿った場所に、こんなきのこがニョキニョキ生えていました。かなり広範囲に散在しています。やや近づいてみると、とても鮮やかな赤系の色をしていて、雑草の緑のなかでとても映えていました。


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よく見ると繊維質の柄を持っています。柄というより、これが子実体全体なのでしょう。傘のあるきのこばかり見ていると、このきのこがとても異質に思えます。

図鑑を見てみると、色的にはベニナギナタタケが似ています。しかし、子実体表面の質感に違いが感じられるほか、先端が尖っていない点などを考慮すると別種のきのこの疑いもあります。とりあえず、ベニナギナタタケに似たきのこということにしておきます。


(2010.6.27/つくば市)

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2010年7月15日 (木)

小さな芸術家たち

前回の粘菌に関する報告のつづきです。

「菌懇会」のメンバーの方(粘菌専門の方)が、観察会のあとに標本をつくっていました。それをまた撮影させていただいたわけですが、これがまたアートしているんです。


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まずはコバルト色に輝くこの子実体。ジクホコリのようです。きれいに並んだ造形物はまさに芸術。素敵なオブジェのできあがり〜


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これ、よくわかりません。ツナホコリでしょうか?


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これはなんでしょう?


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こちらは金属っぽい輝きを放っています。もしかして、アナアキカタホコリ?


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時間が経つとこうなるようです。


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これはシロジクキモジホコリでしょう。


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こちらは、シロサカズキホコリでしょうか? よくわかりません。

(2010.6.27/つくば市)

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2010年7月14日 (水)

粘菌のかわいい花咲く梅雨の空

こんなにも粘菌(変形菌)たちは身近な存在だったのか!

そう思わずにはいられないほど、梅雨の時季は粘菌に出会えます。しかし、出会えるのは変形体ではなく子実体です。

先月下旬、つくば市にある筑波実験植物園で「菌懇会」という団体が、きのこの観察会を開きました。「参加してみませんか?」と知り合いの人に誘われ、のこのこと出かけて一緒についてまわった私です。

会員の方のなかに粘菌の専門家らしい人がいました。きのこ好きの私ですが、粘菌も大好きです。どうしても好奇心が抑えられず、ついつい粘菌探しの現場で足を止めてしまいました。もちろん、そのとき見つけられた粘菌たちを撮らせていただきました。それがこれ。


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上の左がシロジクキモジホコリ。右がカタホコリの仲間。下の左がサカズキホコリ。右がモジホコリあるいはツナホコリの仲間だそうです。

どれもこれも、み〜んなかわいいヤツらばっかりです。こんなのを標本にして並べたら、すっごく楽しそう。かなりやる気になっている私ですが、一線を越えるのはいつでしょう? (やばいです。ムズムズしてきました)


(2010.6.27/つくば市)

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2010年7月 7日 (水)

やっぱりきのこは不思議だらけ

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梅雨時になると、突如としてこんなものが出現するわけです。よく考えてみればとてもおかしなことです。

きのこは梅雨時に出ると聞かされているので、「ああ、やっぱり出ているね」なんて口にしますけど、何の前情報もなかったら不思議で不思議で仕方がないことでしょう。


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菌類レベルのスケール観で雑木林を見たら、きっと宇宙ぐらいの広大さになるのではないでしょうか。土壌と言う名の宇宙。そこに生まれては消え、消えては生まれるきのこたち。土のなかも宇宙と同様にロマンに満ちているような気がします。

さて、先日のことです。筑波実験植物園(今はつくば植物園?)で「菌懇会」という団体がきのこ観察会を開催しました。そこにお邪魔させていただき、みなさんの後をついて園内を回りました。そのとき見つけたのが写真のきのこです。


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イグチ科のきのこであることは見ればわかるのですが、さすがに名前まではわかりません。

会員の方達に名前を尋ねると、すぐに答がかえってきます。名前はアメリカウラベニイロガワリと言うそうです。


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指でさわったところが、みるみる黒く変色していきます。傘の裏は名前通り紅色です。いや〜、専門家の人たちの話を聞くといろいろ勉強になります。でも、すぐ忘れてしまうというのがいけません。メモをとらなくちゃ、メモを。

図鑑を見てみたら食べられるきのこのようです。味の評価もいいようです。めちゃくちゃいっぱいあったので、持ち帰って食べればよかったかなぁ…なんて考えましたが、植物園内は採集禁止、持ち帰り厳禁でした。残念。


●アメリカウラベニイロガワリ/Boletus subvelutipes
イグチ科イグチ属

(2010.6.27/つくば市)

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2010年7月 5日 (月)

朱鷺が舞い降りた森

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ピンクがかった朱色と言いましょうか、朱鷺のような色をしたきのこ、ホシアンズタケです。


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見つけたのは栃木県の奥日光。西ノ湖から中禅寺湖方面に向かう途上、森のなかです。傘の表面には独特の網目模様があります。

果実のような芳香があると図鑑に書いてあります。残念ながら匂いは確認してきませんでした。肉には苦みがありますが、食用にされるらしいです。


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こちらは発生したばかりの幼菌らしいです。まるで宝石のようです。

●ホシアンズタケ/Rhodotus palmatus
キシメジ科ホシアンズタケ属

(2010.6.29/栃木県日光市)

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