茶色いきのこ

2012年12月18日 (火)

ニッキ臭のするきのこ

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ニッキの匂いというと古いでしょうか? シナモン臭のするきのこです。


そう言われても写真だけじゃ信じられないですよね。でも、確かにシナモンの香りがします。


この匂いは好き嫌いがあるので、いい匂いとは断言できませんが私は好きです。きのこからシナモンの匂いというのは意外性があっておもしろいと思います。


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半背着性のきのこですが、裏はどうなっているのかというと、細かい突起が並んでざらざらとした感触があります。


さて、このきのこはなぜシナモンの香りがするのでしょう。虫をおびき寄せる手段のひとつなのでしょうか。う〜ん、不思議です。


●ニセニクハリタケ/Steccherinum murashkinskyi
ニクハリタケ科ニクハリタケ属


(撮影:2012.11.4/土浦市)

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2011年1月13日 (木)

きのこの呪縛90日

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昨年の秋はきのこが豊作だったように記憶しています。猛暑できのこは参ってしまって出てこないでは…なんて心配していましたが、意外にも例年よりも精力的な活動を展開してくれたようです。

こちらのきのこを撮影したのは、昨年の10月中旬。それ以来「なんというきのこなんだろう?」と悩み続けていました。撮影以前にも何度か見かけていたので気にはなっていたのです。暇な時にきのこ図鑑を眺めて、ど〜れ〜か〜な〜と見比べていました。


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三か月ほど悩んで断定したのがヒメオニタケ。皮質の傘が一番の特徴でしょうか。皮と言っても滑らかな皮ではありません。バックスキンと言うか、スエードと言うか、とにかくざらざらとした感触です。

悩みに悩んで決めたので、ヒメオニタケという名前は半年くらい覚えてられそうです。さすがに一年も経過すると記憶が薄らいで消えてしまいそうですが…


●ヒメオニタケ/Cystoderma granulosum
ハラタケ科シワカラカサタケ属

(2010.10.13/石岡市)

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2010年10月10日 (日)

食えんのか!

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日本語は難しいです。

今回のタイトルの解釈は二通りあります。「このきのこ、食べられるの? えっ、食べられるの!」的な驚きの表現ととらえるのがまずひとつ。もうひとつが「こんなうまいきのこが食べられねぇっていうのかい、お前さんは?」的な半ば脅し的表現。

正解はどちらでしょう?

へへへ、じつは出題者にもわかっていません(何となくつけたタイトルなので…)。

到底きのこには見えないであろうこの物体はノウタケです。けっこう大きな個体でした。通常は頭蓋骨に格納されている脳みそのような均整のとれた形をしていますが、こちらは異常発達を遂げた宇宙人の脳みそみたいです。

このきのこ、じつは食べられるんですね〜。食べたことはありませんが、中身を覗くとはんぺんのような質感の組織で満たされています(発生して間もないものの場合)。これがまた心地よい触感の組織でして、何度も何度も指で押してしまいます。

あ〜 いつかは食べたいノウタケです。おや? もしかしたらオオノウタケかも…

この日訪れた雑木林には、異常にたくさんのノウタケ(オオノウタケ)が各所に発生していました。今年は当たり年なのかも?


●ノウタケ/Calvatia craniiformis
ホコリタケ科ノウタケ属

●オオノウタケ/Calvatia boninensis
ホコリタケ科ノウタケ属

(2010.10.3/茨城県石岡市・旧八郷町)

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2010年5月20日 (木)

フミヅキタケ改めサケツバタケ

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先日、フミヅキタケとして報告したきのこはサケツバタケでした。このきのこの名前は、星形に裂けるつばを持つことから命名されたようです。

サケツバタケは路傍や河川敷の草むら、田畑などに発生すると図鑑にあります。ごく普通にありふれたきのこのようです。ネットで検索すると、ウッドチップをまいた場所で採集したという記事を複数見かけました。


●サケツバタケ/Stropharia rugosoannulata
モエギタケ科モエギタケ属

撮影:2010.5.2/土浦市

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2010年5月16日 (日)

竹薮の殺虫事件

竹の子のシーズンは終わってしまいましたね。たくさんの人が足を踏み入れてお目当てのものを掘り起こしていった様子が伺える竹薮。そこに出ていたのが…


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これです。よくぞ踏まれずに残っていたものです。


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無造作にガッツリと掘り起こしてみました。


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こ、これは冬虫夏草! オオセミタケではありませんか。(そんな驚くほどのものではないかもしれません)


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発生源と言うか宿主は何ゼミでしょう?

進研ゼミ…あ、冗談です。アブラゼミでしょうか?

●オオセミタケ/Cordyceps heteropoda
バッカクキン科

撮影:2010.5.2/土浦市

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2010年5月15日 (土)

初めて見たフミヅキタケ

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柄が太くてしっかりしたきのこです。雑木林に一本だけポツンと生えていました。

これは、きのこ調査で見つけたもの。フミヅキタケと言うらしいです。初めて見ました。(サケツバタケのようです)


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柄にはつばがついています。ひだは灰色と言うか、黒っぽい色をしています。食べられるきのこのようです。


●フミヅキタケ/Agrocybe praecox
オキナタケ科フミヅキタケ属

撮影:2010.5.2/土浦市

*5月20日追記
このきのこはフミヅキタケではなくサケツバタケと判断しました。5月20日の記事で修正報告をしました。

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2010年5月11日 (火)

赤い血潮ほとばしる?

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その名もズバリ、チシオタケです。傷つけると赤い液を出すところから名付けられたようです。右上のきのこの折った柄の部分から赤い液が滲みだしています。傘に傷をつけても同様な液が出てくるそうです。

本来はもう少し赤味を帯びているきのこですが、時間が経っているせいでしょうか、茶色にくすんでいます。


●チシオタケ/Mycena haematopus
キシメジ科クヌギタケ属

撮影:2010.5.2/土浦市

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2010年5月 6日 (木)

黄金色のかわいい奴

倒木や切り株などに、黄金色の小さなきのこが密集していることがあります。遠くから見るとぼ〜っとオレンジ色に光っているように錯覚する不思議なきのこです。

茨城県南部でそんなきのこに出会ったら、ヒメカバイロタケの確率が高いです。図鑑の写真などには比較的大きな個体が載っていますが、下の写真のような小さなきのこをよく目にします。


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きのこが乾いてしまっていて茶色がかっていますが、瑞々しいときは黄色に近いオレンジ色でとてもきれいです。


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傘の裏は細かいひだではなく、かなり疎らです。ひだとひだの間に脈が通っているのが特徴です。


●ヒメカバイロタケ/Xeromphalina campanella
キシメジ科ヒメカバイロタケ属

撮影:2010.5.2/土浦市

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2010年4月24日 (土)

スギタケ属って似てるな〜

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切り株からニョキッと生えた存在感のあるきのこ。見るからにスギタケの仲間であることがうかがえます。色は明るい茶色。赤茶色と言った方が近いかもしれません。


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スギタケ? でも、図鑑には夏から秋の発生になっているし。スギタケモドキも夏から秋です。チャナメツムタケは秋に地上から発生すると書いてあります。だとすると、ヌメリスギタケかヌメリスギタケモドキでしょうか。


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柄はささくれが帯になっています。失敗したのは傘の粘性を確認しなかったこと。う〜ん、スギタケの仲間って判断しようとすると意外に難しいです。いったいどのきのこなんでしょう。


撮影:2010.4.19/石岡市

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2010年4月22日 (木)

タワシのようなきのこ

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まるでタワシです。

樹種はわかりませんが、たぶん広葉樹だと思います。枯れ枝にくっつくように生えていました。柄はありません。


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剥がしてみたらドングリの殻斗(帽子の部分)みたいです。こんなきのこもあるんですね〜。

図鑑で調べてみましたけどさっぱりわかりません。ひだが管孔状なので、とりあえずサルノコシカケ科を中心に探してみましたが、手がかりはつかめず。捜査は打ち切りとなりました。


撮影:2010.4.18/笠間市

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