
なんだ〜こりゃ? ペンシルチョコですか?
(ところで、今も売っているのかなぁ、ペンシルチョコ)
この不思議な物体は、じつはきのこなんです。

ほ〜らね。ちゃんと傘があるでしょう。どうやらマンネンタケのようです。ペンシルチョコのような物体は幼菌だと思います。これから傘を広げるんでしょう。それにしても、マンネンタケがこんな生え方をするなんて知りませんでした。まずニョキニョキと柄を伸ばして、それからパッと傘を開く…ホントにこんな状態から傘を広げるのでしょうか? アンビリーバボー。

生えていたのは根元から倒れたコナラ。枯れた幹からだけでなく、ボコッと抜けてへこんでいる地面からも生えています。こりゃ〜、マンネンタケの大量発生です。

こちらがへこんだ地面から生えていたマンネンタケ。でも確か地面からは生えないじゃなかったかな?



傘はテカテカ光ってつやがあります。表面は堅いです。裏面は微細な孔が空いていて、やや黄色を帯びています。

指先でにゅるにゅるとこすると、なんとなく粘性があります。その感触は、「油ねんど」のような感じ(ところで、油粘土って今も小学校の工作の時間に使われているのでしょうか?)。気のせいかもしれませんが、鼻を近づけてみると油粘土のような匂いが…(個人的な印象です)。散々いじったあとは、こんな感じに変色してしまいました。


さて、土から生えているものも確認してみました。地中にもぐっていた部分には細かい根のようなものが絡みついています。きのこの菌糸のようには見えないので、コナラの細かい根だと思います。確かに土から生えていましたが、近くに木(コナラ)の根がなければ生えないのかもしれません。

さて、カサカサした傘を指で思いっきり押してみました。すると、じゅわぁ〜っと水分がしみ出してきます。発生して時間が経っていないせいか、堅いのは傘の表面だけで、その下はかなり弾力に富んでいました。

最後はパキッと真っ二つに折ってみました。マンネンタケの断面を初めて見ました。ふ〜ん、こんな風になっているんですね。勉強になりました。
マンネンタケは薬効成分が含まれることで注目を浴びているようですが、今回見つけた7〜8本で薬は作れるのでしょうか? ちょっと気になります。
そうそう、マンネンタケって名前には「万年」とありますが、子実体は一年生だそうです。図鑑に書いてありました。
●マンネンタケ/Ganoderma lucidum
マンネンタケ科マンネンタケ属
参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』『カラー名鑑 日本のきのこ』
(撮影:2009.8.25/かすみがうら市・旧千代田町)
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