焦げ茶色のきのこ

2009年11月16日 (月)

ボクらは仲良し

0911161
立ち枯れたエゴノキにきのこがいっぱい生えています。


0911162
エゴノキに生えると言えばエゴノキタケ。この二人はとても仲良しです。


0911163
まるでエゴノキを専門に分解する役割を担っているような雰囲気。勝手な想像ですが、エゴノキタケの菌は必ず木のなかに入っていて、木の元気がなくなると活動を始めるような気がします。エゴノキが「もうダメだ〜」とか「疲れた〜、調子悪い〜」と言うと、菌が「後はおいらに任せとけ!」と分解し始めるのではないでしょうか。ひょっとすると、木が元気なときには何らかの援助をしているのかも? (勝手な想像ですよ)


●エゴノキタケ/Daedaleopsis styracina
タコウキン科(サルノコシカケ科)チャミダレアミタケ属

参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』『カラー名鑑 日本のきのこ』
(撮影:2009.10.21/土浦市)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年9月29日 (火)

クロハツモドキ? ウズハツ? それとも…

0909291
ベニタケ科のきのこに違いないと思い、図鑑で調べることに。

時間が経っているせいか、乾燥しているせいか、傘の表面はカラカラに乾いています。本来の状態がわからないので探し出せるかどうか…


0909292
ひだを傷つけるとご覧のように色が変わりました。このように変化するきのことしては、ウズハツが該当しそうです。傘の表面の色から想像するとクロハツモドキが怪しいと思っていたのですが、ひだを傷つけたときの色はもっと赤味がかっているようです。さて、どちらでしょう? ひょっとすると上記二点以外のきのこだったりして。


参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』『カラー名鑑 日本のきのこ』
(撮影:2009.9.23/潮来市)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年9月 8日 (火)

きのこなのか、粘菌なのか?

0909081
かわったものを見つけました。きのこでしょうか? それとも変形菌(粘菌)の子実体でしょうか?


0909082
酵母のように芽を出しています。ピョコっと出た部分はオレンジ色。ちょっと出べそっぽいところがかわいいです。図鑑でいろいろ探してみましたが、名前はわかりませんでした。

見つけたのはマツの倒木。かなり腐朽が進んでいる木でした。

(撮影:2009.9.1/桜川市・旧真壁町)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年8月25日 (火)

きのこでマンネン。ペンシルチョコでんねん。

0908251
なんだ〜こりゃ? ペンシルチョコですか?

(ところで、今も売っているのかなぁ、ペンシルチョコ)

この不思議な物体は、じつはきのこなんです。


0908252
ほ〜らね。ちゃんと傘があるでしょう。どうやらマンネンタケのようです。ペンシルチョコのような物体は幼菌だと思います。これから傘を広げるんでしょう。それにしても、マンネンタケがこんな生え方をするなんて知りませんでした。まずニョキニョキと柄を伸ばして、それからパッと傘を開く…ホントにこんな状態から傘を広げるのでしょうか? アンビリーバボー。


0908253
生えていたのは根元から倒れたコナラ。枯れた幹からだけでなく、ボコッと抜けてへこんでいる地面からも生えています。こりゃ〜、マンネンタケの大量発生です。


0908254
こちらがへこんだ地面から生えていたマンネンタケ。でも確か地面からは生えないじゃなかったかな?


09082560908257
0908255
傘はテカテカ光ってつやがあります。表面は堅いです。裏面は微細な孔が空いていて、やや黄色を帯びています。


0908258
指先でにゅるにゅるとこすると、なんとなく粘性があります。その感触は、「油ねんど」のような感じ(ところで、油粘土って今も小学校の工作の時間に使われているのでしょうか?)。気のせいかもしれませんが、鼻を近づけてみると油粘土のような匂いが…(個人的な印象です)。散々いじったあとは、こんな感じに変色してしまいました。


0908251009082511
さて、土から生えているものも確認してみました。地中にもぐっていた部分には細かい根のようなものが絡みついています。きのこの菌糸のようには見えないので、コナラの細かい根だと思います。確かに土から生えていましたが、近くに木(コナラ)の根がなければ生えないのかもしれません。


09082512
さて、カサカサした傘を指で思いっきり押してみました。すると、じゅわぁ〜っと水分がしみ出してきます。発生して時間が経っていないせいか、堅いのは傘の表面だけで、その下はかなり弾力に富んでいました。


0908259
最後はパキッと真っ二つに折ってみました。マンネンタケの断面を初めて見ました。ふ〜ん、こんな風になっているんですね。勉強になりました。

マンネンタケは薬効成分が含まれることで注目を浴びているようですが、今回見つけた7〜8本で薬は作れるのでしょうか? ちょっと気になります。

そうそう、マンネンタケって名前には「万年」とありますが、子実体は一年生だそうです。図鑑に書いてありました。

●マンネンタケ/Ganoderma lucidum
マンネンタケ科マンネンタケ属

参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』『カラー名鑑 日本のきのこ』
(撮影:2009.8.25/かすみがうら市・旧千代田町)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年8月17日 (月)

海の生きもののようなきのこ

0908171
へんなきのこを見つけました。見つけたのは雑木林のなか。コケの中から生えています。海の中でゆらゆら揺れている生きもみたいです。


0908172
ホウキタケの一種でしょうか? どの仲間のきのこなのかさっぱりわかりません。


0908173
こうして見ると意外に小さいきのこであるのがおわかりになると思います。今まで見たことがないきのこですが、今後再び会えるかどうかも定かではありません。きのこの種類によっては一期一会的なものもありますから…


参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』
(撮影:2009.7.3/石岡市)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年7月13日 (月)

タバコウロコタケ科のきのこ?

0907131
サルノコシカケ科のきのこだろうと思いました。

ひょっとすると、タバコウロコタケ科かもしれません。なんとなく、カワウソタケに似ているような気がするのですが…


0907132
でも、カワウソタケはサクラの木に生えることが多いようです。この木はどう見てもサクラではありません。たぶんシラカシだろうと思います。シラカシにも生えるのかしら?


参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』『カラー名鑑 日本のきのこ』
(撮影:2009.6.16/石岡市)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月 9日 (土)

クロハツモドキしか思い浮かばない

0905091
だいぶ時間が経った老菌のようです。傘が思いっきり反り返っているようすを見るとベニタケ科のきのこを連想します。ハツタケと呼ばれる種類の一種ではないでしょうか。

色からするとクロハツが近いですが、ひだの形状がまったく違います。さらに、この写真のものは、柄が灰色を帯びているように見えます。正直言って種類がさっぱりわかりません。


0905092
すぐ近くにはこのようなきのこが出ていました。同じ種類には見えませんが、ひょっとするとこちらは幼菌なのかもしれません。別種だろうと思いながらも、同種ではないかと疑う自分。


0905093
傘の裏はご覧の通り。ひだは密です。


0905094
側面から見ると、ひだと柄がピッタリくっ付いています。

図鑑を何度も見返して、クロハツモドキが一番似ていると判断。間違っているかもしれませんが、暫定的にクロハツモドキにしておきます。

●クロハツモドキ/Russula densifolia
ベニタケ科ベニタケ属

撮影:2008.9.19/石岡市
参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』『カラー名鑑 きのこ』

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月20日 (月)

ミルクの出るきのこ

0904191
チョコレート色をしたきのこが出ていました。見かけたことのないきのこです。

一つつまんでみると…


0904192
あら不思議。折れた柄から大量の白い液があふれてきました。

白い液が出るといえばチチタケですが、図鑑の写真と見比べるとちょっと違う感じです。この写真のきのこは幼菌のようなので断定はできません。個人的にはベニタケ科のきのこではないかと予想しました。

そう言えば、柄を折った時の感触には繊維質の弾力性を感じませんでした。断面でポキッと折れたような気がします。通常は、折るというより柄を裂くことの方が多いです。

このきのこについては課題とします。現時点では不明のきのことして頭の片隅にしまっておくことにしました。


撮影:2008.9.19/石岡市
参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』

4月23日追記
きのさんよりコメントをいただき、チチタケであることがわかりました。話によると、おいしいきのこらしいです。どうしましょ、次回見つけたら試食してみますかぁ! (ちょっと不安)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年3月18日 (水)

言われてみれば栗色なのかなぁ

0903181
おっ、イグチ科のきのこ発見!


0903182
う〜ん、食べられるきのこでしょうか?


0903183
傘の裏(管孔)は真っ白です。意外ときめが細かいですねぇ。


0903184
柄は傘の色とほぼ同じです。イグチ科の特徴である網目模様は入っていませんでした。

傘の裏が真っ白で、柄に網目のないイグチを探したらクリイロイグチにたどり着きました。二つの図鑑を見比べたのですが、それぞれ印象が違います。片方の図鑑の写真がそっくりだったので、クリイロイグチと判断しました(すごいアバウトな判断なので、間違っていたらすみません)。

クリイロイグチという名前に出会うまで、栗色とは気づきませんでした。どちらかというと濃い赤、赤茶色と思っていました。しかし、子どもの頃に拾った栗の実の色をよ〜く思い出したら、確かにこんな色だったような気がします。言われて気づくことって多いんです、私。

ちなみに、クリイロイグチは食べられるきのこだそうです。図鑑によれば…「肉質はぼそぼそして歯ごたえがない。うまみに欠け、だしもあまりでない」。これじゃ、いいとこないですよね。いくら食べられるきのことはいえ、これだけボロクソに言われてはクリイロイグチも面目丸つぶれです。ちょっとかわいそう。


●クリイロイグチ/Gyroporus castaneus
イグチ科クリイロイグチ属

撮影:2008.9.3/石岡市
参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』『カラー名鑑 日本のきのこ』

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月25日 (水)

虚無僧に見えませんか

0902251
以前、これとは別に書いているブログに「虚無僧のようなきのこ」と紹介したものです。その後、ネットでいろいろ検索したら、コムソウタケというきのこが本当にありました。でも、この写真のきのことはまったく別種のようです。


0902252
これが幼い頃のお姿。幼菌のときはきのことは思えないような形です。個人的な推測ですが、テングタケの仲間のような気がしています。


0902253
少し時間が経つとこちらのようになります。図鑑と照らし合わせるとテングタケダマシが近いような印象ですが、傘の上に載っている粒(外皮膜かけら)の色が違います。柄にもうっすらと色がついています。


0902254
はてさて、何というきのこなのか結局わからずじまいでした。生えていたのは雑木林内にある遊歩道の傍らです。踏み固められた地面から出ていました。ずいぶん変なところに生えるきのこです。

なかには、樹木の根元の崩れた土壌に生えているものもありました。

最後になりましたが、一番上の写真のきのこが深い編笠を被った虚無僧に見えませんか? 今にも托鉢の箱を下げて尺八を吹きだしそうな気がします。


撮影:2008.9.2と9.3/石岡市
参考文献:山と渓谷社『フィールドブックス きのこ』

3月2日追記
きのさんよりコメントをいただき、ヘビキノコモドキであることがわかりました。いつもいつも、教えていただきありがとうございます。

ちなみに、ヘビキノコモドキ(Amanita spissacea)はやっぱりテングタケ科のきのこでした。

| | コメント (2) | トラックバック (0)